[EnglishMonger 英語屋さん]
オモシロ英語雑学 英語が話せるというのを目標に、多くの人が勉強をしています。しかし、なかなか話すのが難しいなぁと思っている人も、また、多いと思います。どうしたらいいのか、というお話です。
1 話せる、ってどのレベルのこと?
この問題に関して、まず、「話せる」というのがどういう状態なのか、というのをはっきりさせる必要があります。
英語が話したいなぁ、英語が話せたらなぁ、とかよく言います。でも、その話すっていうイメージがどんなものでしょうか。それぞれがバラバラに思っているような感じです。
どの程度の「話す」なの?って思うのです。
そこを曖昧にして、沢山の人が沢山の機会で「話す」「話したい」と言っているので、言いたい放題の混沌した状態のようになっています。
スピーキングの定番高評価のテストがないのも原因です。
どうしても言葉での定義に頼るしかないようです。私の考える「話せる」は次の三段階になるのではないか、と思っています。
レベル1 話せるので、買物に困らない
レベル2 話せるので、笑わすことができる
レベル3 話せるので、説得ができる
2 「話す」の三つのレベル
もちろん、レベル間で重複する部分はあるでしょうけど、こんな感じです。もう少し具体的に書いてみましょうか。
レベル1 旅行での会話ができる。金銭のやり取りができる。 必要な力→まず根性、次に簡単な単語力。それから、基本的な英文の暗記。 レベル2 人とのコミュニケーションができて、個人的な情報のやり取りができる。ユーモアのある会話ができる。 必要な力→まずリスニング力。これがないと、くじけてしまいます。簡単な英文を作る力。まぁ通じる発音。 レベル3 仕事上で交渉ができる。日本のことを聞かれたら、説明できる。 必要な力→かなり複雑な文を作る力。早口言葉を言うように発音する力。説得できる論理性。
おそらく、多くの人がレベル1を考えているのではないでしょうか? ひょっとして、大学入試を突破した人はレベル2とかかも? 外国の友人、恋人を見つけたいとか、で。
で、文科省が言っているのは、レベル3の人、沢山出てきて、ってことでしょう。
思惑が入り交じっていますね。だから、英語を話す、っていうレベルを自分で設定して、もし、教えてくれる人がいたら、自分の希望をその人に伝えて、習うといいと思います。
3 それぞれの取組の例
レベル3を目指す人には、私にはアドバイスするほどの力量経験を持っていませんし、私がこのレベルの修行をしていますから、何も言いませんし、言えません。
むしろ、このレベルの人は、自分で突破する方法を見つけているのではないでしょうか? 私がどうのこうのと言う必要は全くないでしょう。
レベル1の人には、成功体験することが一番の動機になります。そのためには、何よりも、話そうとする意志が必要です。ちょっとドキドキするけど、思い切って話してみると、あっ、通じるじゃないか、という嬉しいことになるるはずです。喜びを感じてほしいのです。
それから、会話集を買って、覚えて、根性で話す。
根性論で申し訳ないのですが、話す一歩を踏み出す心が大事になります。
で、私のHPは主にレベル2の人を頭に置いて、発信しています。「笑わせる」ためのネタ仕込み、みたいなものにどうですか、というアングルです。ユーモアがのった英語でちょっと伝えたりすると、かっこいいじゃないですか。
私の英語の修行は、普通に「笑わせる」、をまず目標にしていました。
私のHPの Jokes や Funny Pictures を参考にしていただたらと思います。フロントページへ飛んでみて下さい。下にクリックを用意しています。(ここは自分のHPみたいになってしまいました。ゴメンナサイ。)
4 英語を話す練習の一番の問題点
しかし、実際に、英語を話す勉強の最大の問題点は、
英語を話す機会がない
ことです。
これを解消する方法は、また、機会を改めまして、次回、ということで、お目にかかりたいと思います。
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